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机上の空論

趣味のにんげんかんさつに妄想あれこれ

いつまでも妹にインスタをフォローしてもらえない望くんの話

('・ェ・`)「ほんまどーなってんねん!」

時刻はもうすぐ日をまたぐ頃。
ダンっ、と机を叩きながら甘いお酒を煽る荒くれ者と年上組の3人のお兄ちゃんたち。
今日は仕事で帰らない下3人抜きの宅飲み会。
フットサルサークルをサボって帰ってきた末っ子はやけに荒れているようでいつもなら飲まない強めの酒を買ってきて浴びるように飲んでいる。

(θヮθ)「今日はやけに荒れとるなあ」
(б∀б)「のんちゃんそんな飲んだら明日の講義響くで?単位危ういって自覚してるんやったらちゃんとせえよ」
('・ェ・`)「うっさいなぁ 淳太俺の先生ちゃうやん高校のロリコン英語教師に言われる筋合いないです~」
(б∀б)「誰がロリコンや!もう勝手にしい」
(θヮθ)「もしかして…あいつとなんかあったんとちゃうやろな」
(´◇`)「それが~その通りなんですね~」
何かを知ったふうに呆れ顔で照史くんはビールを飲み干す。

('・ェ・`) 「なあこれ見て!」
と携帯をずいっと突き出す。
そこには自身のインスタのアカウント。
楽しそうに男女混合バーベキューやらフットサル仲間とディズニーの写真やら。リアルを充実したまさしくリア充望くんの写真がズラリ。
そこにはちらほら嫌そうな顔をした妹とのツーショットも。

(б∀б)「モテ自慢か?」
('・ェ・`)「そんなんちゃうし!俺のインスタのアカウントさ、あいつも知ってるはずやのにフォローされへんからさ?何回もこっちからフォロリク送ったんやけどずっと無視されてんねん」
(θヮθ)「なんか事情があるんちゃう?」
('・ェ・`)「これを見てもそう言い切れる?」
そう言って見せてきたのは六男流星くんのインスタのアカウント。売れっ子モデルの流星くんは公式アカウントのためフォロワーの数も星の数ほど。

('・ェ・`)「流星のアカウントはフォローしてんねん!なんでなん!意味わからん!いや、思い返せば流星ばっか優しくされてんの、ほんまむかつく!」

思い返してみると望くんには思い当たる節がいくつかあった。

~とある日の朝~
「流星くん朝ごはんどうする?撮影あるなら食べた方がいいよ?」
(ノノ_☆) ん~ とりあえずパンとコーヒー
「ん、わかった。もう少ししたら出来るから座って待ってて?」
('・ェ・`) 俺クロワッサンがいい!
「自分で勝手に食ってろ」

~~~

~またとある日の朝
(ノノ_☆) 仕事行ってくる
「流星くん携帯は?お財布持った?あとICカードと…鍵もある?」
(ノノ_☆) あれ、俺携帯どこやったっけ
「リビングのソファーの上は?」
(ノノ_☆) あ、そうやった
「今持ってくるから待ってて」

('・ェ・`) 行ってきます!あ!俺なんか忘れ物したかも~今日のゼミの発表原稿忘れた~
「じゃあ取ってきたら?おっと、私も学校行かないと」

~~~

('・ェ・`)こんな感じで!流星だけ優遇されんのおかしない?!なあ、おかしいよなぁ?!
(´◇`) 望があんまりにもあいつにベタベタするから~自覚あんのか分からんけどだいぶシスコンこじらせてんで
('・ェ・`) なんで流星ばっか、、あ~なんでなんもう望兄ちゃん泣くで!彼氏なんて作って帰ってきたら兄ちゃん泣くからな!

(б∀б)(θヮθ)(´◇`) .oO (シスコン…)

(´◇`)📱 あれ、流星がインスタ更新してる
『今日の撮影でつけたアクセサリーは妹にプレゼントしてもらったやつ』やって

('・ェ・`) 俺プレゼントなんて貰ったことない!!!酷い!!!流星ばっかずるい~~!!!

こんな調子で不憫な夜が続いていった。